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キューバ国立バレエ2007『ドン・キホーテ』 |
クラシック
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266ch クラシカ・ジャパン
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出演者、他 |
ビエングセイ・バルデス(キトリ)、ロメル・フロメタ(バジル)、ダイロン・ベラ(ドン・キホーテ)、ハビエル・サンチェス(サンチョ・パンサ)、フェリックス・ロドリゲス(ロレンツォ)、エルネスト・ディアス(ガマーシュ)、サダイセ・アレンシビア(メルセデス)、ミゲランヘル・ブランコ(エスパーダ)、タラス・ドミトロ&アンニア・イダルゴ(ロマの男女)、ジャネラ・ピニェーラ(ドリアードの女王)、アイマラ・バサーリョ(キューピッド)、キューバ国立バレエ団
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©Michel Lidvac
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ハバナに生まれ欧米で活躍した名バレリーナ、アリシア・アロンソが祖国に戻って結成したカンパニーを礎とするキューバ国立バレエ。アロンソ版『ドン・キホーテ』は、オリジナルのスペイン的快活さに南米ラテンの愉悦がプラスされ、観ているうちに思わず笑みがこぼれる楽しい舞台に仕上がっている。この番組では、キトリ役のバルデスとバジル役のフロメタの素晴らしい踊りが見どころで、長い手足を存分に使った回転やジャンプ、リフトなど、あらゆるポーズ、すべての動きがピタリと決まり、その一瞬一瞬の美しさ、溌剌としたエネルギーに心を奪われる。二人の技術の高さと躍動の一体感は圧巻。色とりどりのドレスを着た村人たちの小気味よいステップも見ごたえがあり、あらゆるダンサーが体幹がしっかりしてブレがなく、踊りから湧き出る快活さ、生命感にワクワクさせられる。風車に立ち向かって気絶するドン・キホーテの夢のシーンでは、ドリアードたちの美しく幻想的な踊りが見事。キューバ国立バレエ団ダンサーたちの身体能力の高さに圧倒される。
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