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音楽
オットー・クレンペラー「ロング・ジャーニー〜彼の生きた時代」

クラシック

266ch  クラシカ・ジャパン

放送時間 21:00 〜 22:45
出演者、他 オットー・クレンペラー(指揮)、ロッテ・クレンペラー(クレンペラーの娘)、ヴァルター・フェルゼンシュタイン(演出家)、エルネスト・ブロッホ(作曲家)、パウル・デッサウ(作曲家)他
再放送 8/3 23:10 〜 25:00  マイリスト登録
8/4 19:10 〜 21:00  マイリスト登録
8/5 15:10 〜 17:00  マイリスト登録
8/6 12:10 〜 14:00  マイリスト登録
8/7 08:10 〜 10:00  マイリスト登録
8/8 13:30 〜 15:15  マイリスト登録
8/16 13:30 〜 15:15  マイリスト登録

オットー・クレンペラー(右)©OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION

20世紀の巨匠クレンペラーの波乱に満ちた生涯を、数多くの音源、資料、コメントから振り返る「長い旅」は、20世紀の歴史の証言でもある。20世紀の巨匠と呼ばれる指揮者のひとり、オットー・クレンペラー(1885-1973)。その「長い旅」のような生涯のポートレートであるばかりか、ヨーロッパとアメリカでの政治的および文化的な背景も浮かび上がらせる、重厚なドキュメンタリー番組。全編にわたって細かく差し挟まれる歴史的な映画、写真、音源などの豊富さも特筆もの。クレンペラー自身の語りを中心に、20世紀音楽界全体の空気感まで伝える内容になっています。マーラーの交響曲第2番『復活』のリハーサル風景を挟みながら、マーラーとの出会いや人となり、往時の名指揮者や名歌手たちの思い出、シェーンベルク、R. シュトラウス、プフィッツナー、ブロッホといった作曲家たちの話だけでも見ごたえ十分。クレンペラーの演奏活動、社会情勢、ナチス・ドイツの出現、ベルリンのクロール・オペラでの活躍ぶりを振り返るなかで、1930年代にヒトラー体制で社会が大きく変わっていく様子も伝わってきます。ユダヤ人のクレンペラーはドイツを追われ、アメリカに渡って活躍し、多くの芸術家たちと交流も持ちましたが、離れた祖国のナチスによるユダヤ人虐殺は悲しい記憶となります。戦後はアメリカからヨーロッパに帰還し、フィルハーモニア管の常任指揮者として活躍、多くの録音も残しました。作曲家としての一面にも触れられるのは特に貴重でしょう。意義深い番組の最後は、引退宣言後の1971年9月26日、ニュー・フィルハーモニア管との最後の演奏会の曲目、ベートーヴェン『シュテファン王』序曲のリハーサル風景で幕を閉じます。