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栄光の名馬たち #408「ダノンスマッシュ」(新作) |
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写真提供JRA 2021高松宮記念(GT)ダノンスマッシュ
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ダノンスマッシュは鹿毛の牡馬で、ケイアイファームの生産馬です。父ロードカナロアの初年度産駒で、母はスピニングワイルドキャット。馬主は(株)ダノックス、管理したのは安田隆行調教師(栗東)です。2017年9月に新潟競馬場・芝1400mの2歳新馬戦(2着)でデビュー。2戦目で勝ち上がり、もみじSも快勝。3歳春までマイル路線を歩みますが、白星には届かずスプリント路線へ。初の1200m戦となった函館日刊スポーツ杯を勝ち上がり、キーンランドCでは2着と好走。京阪杯、翌2019年シルクロードSと重賞を連勝し、高松宮記念では勝ち馬から0秒2差の4着と善戦。同年のキーンランドCで重賞3勝目を挙げて臨んだスプリンターズSでも勝ち馬から0秒1差の3着と好走し、スプリンターとしての才能を開花させます。2020年はオーシャンS、京王杯SC、セントウルSと重賞3勝を挙げ、スプリンターズSでも2着と好走。暮れの香港スプリントでは悲願のG1初制覇を果たします。帰国初戦となった2021年の高松宮記念では、雨の中、メンバー最速タイとなる「上がり3F・34秒3」の豪脚でレシステンシアとの追い比べをクビ差制し、JRA・GT初制覇。香港・日本での2つの勝ち星は、ともに父仔制覇の快挙となりました。同年の香港スプリント(8着)を最後に現役引退。北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となり、本馬のような”逆境を打ち砕く、強烈な瞬発力“が産駒にも受け継がれることが期待されます。通算成績26戦11勝(海外競馬含む)
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