1912年4月14日、イギリス・サウサンプトンからニューヨークに向かう航海中、北大西洋で氷山に衝突し沈没したタイタニック号。沈没より113年経過し、今も腐食を続けている船体の残骸が崩れ果ててしまう前に、海底に眠る事件の記憶を蘇らせる。史上最大の水中スキャンプロジェクトによるデジタル技術で、タイタニック号の「デジタルツイン」を制作。そのデジタルツインと対話し、あの日に何が起こったか、タイタニック号が氷山に衝突してから海底に沈み難破船となるまでの一連の出来事を分単位で明らかにしていく。研究チームが進めるプロジェクトを見つめるドキュメンタリー。