主な勝ち鞍：NHKマイルカップ（2021年）、毎日王冠（2021年）、読売マイラーズC（2023年）他、通算成績：17戦5勝。2020年9月の札幌競馬場・芝1500ｍのデビュー戦、ひいらぎ賞と2連勝。重賞初挑戦となった翌2021年の弥生賞ディープインパクト記念で2着となったのち、マイル路線へと舵を切ります。G�T初挑戦となったNHKマイルCでは、直線残り１ハロンでエンジンに火がつくと、先に抜け出したソングラインを差し切りG�T初制覇。外国産馬のNHKマイルC勝利は、2001年優勝クロフネ以来20年ぶりの快挙でした。勢いそのままに安田記念に駒を進めると、ダノンキングリー・グランアレグリアら相手に3着と好走。秋にはダノンキングリーを破り毎日王冠を勝利し、マイルCSではグランアレグリアと0.1秒差の2着となるなど好成績を残しました。その後は2022年安田記念2着などの成績を残しつつも勝ち星から遠ざかりますが、2023年の読売マイラーズCにて、後方11番手からメンバー中最速の「上がり3Ｆ・32秒9」の末脚で他馬を一気に差し切り約1年半ぶりに勝利。その後も安田記念3着、毎日王冠3着などマイル戦線で活躍しました。2023年マイルCS(7着)を最後に引退。北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となり、本馬のような”達人の域にまで至るスピードを持った産駒”の登場が期待されます。